2014年2月11日火曜日

カマンSH-2F「シースプライト」その3

  数日放っていたら、足と羽が生えていました(^_^;
背景の塩コショウでダイニングってバレバレ
胴体までできちゃえば、あとは小物を組み立ててくっつけるだけです。

 しかし、私にとっては、このキットの「最難関」が待っていました。
 曳航式MAD(磁気探知機)にエッチングを漏斗型(!)に曲げてくっつけなくてはいけなかったのデス。
  
地味に痛い作業です。
7〜8年前に買った「マルチツール」というエッチング曲面加工ツールがあったので、その円錐型の部分を使ってゴム板の上で、小一時間グリグリやったところ、
 
何とか曲がってくれた。

 なんとか形になってくれました。終了後、右手親指にひよこサブレ型のマメができていました。いてー。

 このキットの説明書には、MADの他、増加燃料タンク(大・小)×各2、対潜魚雷×2を選んで取り付けるようになっています。
SH-2Fの得物一覧
 
 キットのキャビンには、対潜オペレーター席がオミットされているので「魚雷もなんだかなー」と思い、日本に展開している頃の写真から、比較的ポピュラーであったと思われる小さいほうの増加タンクをつけてみました。
 
ギャラクターの昆虫型メカっぽいな
魚雷を取り付ける際は、MADのパイロン(D5)が根元の部分で魚雷のパイロン(C44)と干渉するのでMADパイロンのほうを若干削って調整しました。
 また、MADパイロンの支持架(D30)は長めなので上部を0.8cmほど切りつめました。
この部品も含め、エンジンートランスミッション部(行程7 A-Aで示されています)は最後に胴体に接着した方が小物やドアの取り付けの際に邪魔になりません。
 
 ローター部は、簡単に組み上がります。テールローター基部の組み立てについて、説明書はテールローター軸受け部(F58)が表示されていません。F58は部品F59に接着します。
 テールランプ(GP20)の台となるF45の部品の向きに注意してください。テールブームに接着した際、テールランプが垂直になるように。
 
メインローターは、エンジンートランスミッション部の上の穴に差し込むだけですので、接着しないとふらふらしています。回転や取り外しをしたい方は、金属線で軸を仕込むとよいでしょう。また、ヘリコプターのキットにはありがちなのですが、ローターの「たわみ」は再現されていませんので、お湯などでローターに「たわみ」感をつけると実感が増します。
エッチングのワイパー着けるの忘れてました・・・σ(^◇^;)

 最後に不要部品と、書ききれなかった説明書の訂正についてまとめておきます。

 不要部品 
 C5,6,7,8,9,10,11,12,19,2025,26,30,31,32,33,34,35,36,37,38,39,40
   D3,4,11,12,13,14,19,27,28
   E32,35,36,37,38,43,44
   F17,18,19,20,21,22,23,24,25,26,27,28,29,30,38,52,53,61
   GP11,12,13
   PE14(4つのうち2つ),15(8つのうち4つ),11

 ○工程8:「GP12」は「GP19」の誤りです
 ○工程10:エンジン横のライト「A20」と「A21」はプラのライト部分を削り取って
       GP20,GP21と置き換えることが可能です。
 
 不要部品にマーベリックASMがあることから、出力・武装強化+近代化されたG型も発売されそうですね。
 
 塗装については、塗装指定では「ミッドナイトブルー」とあるのですが、当時は「エンジングレー」で塗装したものが多かったと思われます。しかしながら当時の写真を見ると、エンジングレーで塗られた機体の他、青っぽい色調のものも存在します。

 さて、次のお題は何にしましょうか。やっぱ、新発売のこれかなー。
 
離型剤の洗浄後、お風呂場乾燥される1/32 T-6(^^)

 


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