2014年2月3日月曜日

カマンSH-2F「シースプライト」その1

 皆さん、初めまして。

 私、この度M.S Modelsにて飛行機モデル担当となったM.S.Flyerと申します。

 当blogを通じて、M.S Models取扱の飛行機関連商品に関する情報を発信していきたいと思っています。

 本blogのこけら落としは、キティホークの新製品のSH-2Fシースプライトです。

 昨年、Pandaモデルの航空機模型ブランドとして立ち上がったキティホークですが、F-94を皮切りに矢継ぎ早に新製品を連発してきました。同社のHPには、マクダネルF-101(A及びC型)や、グラマンF2Hの3Dモデル画像がアップされています。今年も精力的に新しいアイテムを発売していくようです。

  実機については、弊社HPの商品解説をご参照ください。
  
 さて、本キットはAS365ドーファンに続くキティホーク社2番目のヘリコプターのキットです。今回のSH-2も含めて、同社のラインナップはニッチというのか、キット化されていない機体や、過去に他社でキット化されていても時間を経ていたりといったようなアイテムを狙って製品化しているようです。

 パーツはグレーで整形され、左右に分割された機体とクリアーパーツを含め7つのランナー、デカール2枚とエッチングで構成されています。艦載ヘリコプターということもあって、これまでの同社製のキットの中では比較的コンパクトにまとめられています。




 デカールは3機分が付属しています。計器板はモールドされたパーツにデカールを貼る仕様です。シートベルトはエッチング製のものが用意されています。デカールはぬるま湯で取り扱うと、すぐに動かせるようになります。若干フィルムが薄いのと糊が弱いことがあるので、デカール用ピンセットやマークセッターを併用すると良いでしょう。


 最近のキットは、再現度の向上とともにランナーが多くなる傾向が顕著ですが、このキットも7枚のランナーからなっています。私は写真のように、ランナーにマスキングテープの目印をつけてやってます。かなり時間の節約になります。

 パーツの各所に押し出しピン跡やひけがありますので気になる方はパテなどで埋めてください。 特にコクピット床面のパーツ(D1)には押しだしピン跡が多数ありますが、パーツをつけてしまうと意外と目立ちません(埋めてしまってから気付いたのですが(^_^;)。
シート(C27)座面の塗装指定はつや消し黒になっていますが、この当時の米海軍機にはグレーに塗装されたシートにオレンジ色のクッションが敷かれていたりしますので、そのように塗ってもよいでしょう。個人的には60〜70年代っぽさの演出になるような気もします。
機体は全面に細めのスジ彫り及び凹リベットの表現がなされ繊細な印象です。
コクピットを胴体に仮組してみました。コクピット前方のバルクヘッドが若干きつめなので、すりあわせた方がよいでしょう。胴体左右の勘合は良好です。
  キティホークのキットがお手元にある方ならおわかりになると思うのですが、プラは柔らかく扱いやすいものの、国産キットに比べてゲートが太い場合が多く、切れ味の良いニッパーやカッターを用意しておくとよいです。作業のストレスを減らすことは、模型という趣味ではすごく大事なことですよね。

 次回で組み上がる予定です。

 
 

 






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