G.Wはどのようにお過ごしになったでしょうか?
私はずっと仕事で、その合間にT-6の組み立てを進めておりました。
このキットも、まずはコクピットから組み立てていきます。
さすがにスケールが1/32とあって、コクピットだけで50以上のパーツから構成されています。
まず、操縦桿を通常のグリップのものか、円形のものかを選択します。円形のものは英国版の「ハーバード」用の操縦桿のようで、キットの塗装例ではカナダ空軍、南アフリカ空軍、英国空軍の機体に適用されるようです。
フットペダル(部品D16,15,49,50で構成される≪D-D≫)は部品の接着の向きに注意してください。私はフットペダルの前後を結ぶリンクバーD15とD16をペダルの軸の方に接着してしまい、操縦席フレーム(≪B-B≫、≪C-C≫、≪E-E≫)を接着する際に気づいて切り離して再接着となってしまいました。
塗装は基本的にインテリアグリーン(ライフカラー番号:UA004 今回は基本的にライフカラーにて塗装しています)で行っています。細部の塗り分けについては説明書におおむね指示されていますが、写真等を見てみると、機体により差違があるようです。またレストア機による違いもあるようですね。今回は、計器板、同バイザー(D26)、ロールバー(D28,29)等を黒(ディープコクピット 番号:UA735 ジャーマングレーをさらに暗くした様な色。ライフカラー「Black」セットに同梱)で、レバーのノブをレッド(LC06)、イエロー(LC03)、右側コンソール(F19)のスイッチ類をホワイト(LC01)で塗りわけました。乾燥後、エナメル系のブラウンを薄めたものでシャドーを入れ、タミヤのウェザリングマスターのP-51用にあったライトグリーンのペーストでハイライトを入れました。また、シルバーでシートや床面にシルバーのはげチョロを入れてみました。
説明書にはシートベルトの取り付け指示がありませんが、エッチングのものが付属しているので使用しています。クレオスのメタルプライマーを塗布、乾燥させた後、ライトストーン(UA107)でベルト全体を塗装、ベルト中央に走るステッチをフレンチブラウン(UA143)で、金具類をグロスシルバー(LC74)で 塗りわけた後にシートに接着しました。
![]() |
ピンぼけですがデカールは密着しています。 |
次にエンジンです。
コクピット同様、エンジンについても補機類やエキゾースト等が再現されています。エンジン本体、クランクケース/プッシュロッド(A7)についてはやや勘合が悪いのですりあわせを丁寧に行った方がよいでしょう。
エンジンの塗装については、グロスシルバーで本体、グロスガンメタル(LC74)でプッシュロッド、クランクケースをフレンチブルーグレイ(UA141。指定のFS15044は若干暗いと感じたので)で塗装した後、プラグコードをサテンブラック(LC72)、で塗り分け、エナメルのダークブラウン(今回はAKインタラクティブのWASH DARK BROWNを使ってみました)でディティールを際立たせました。
![]() |
AK便利です。 |
また、エキゾーストの接着位置は小さくわかりにくいと思われるので、仮組を充分に行ってください。エンジンを支える支持架(A24〜27)は細いため取り扱いには注意してください。私は2回も折ってしまいました (T.T)。エンジン支持架(板?)のA14,15,F38は、エンジン側の部分がカウリングに干渉するので、すりあわせした方がよいでしょう。
![]() |
黒く塗った部分(A14,15。下面のF38も。)を削るとよいです。 |
![]() |
縛られ中。見えなくなるところは塗ってません(^_^; |
次回、組み立ては完了する予定です。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。