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背景の格納庫は桃カステラの箱 |
このキットの最大のポイントは、後部胴体パーツ(A1,A2)の合わせです。
キットがお手元にある方や、先に発売された単座型を組まれた方はおわかりになると思いますが、後部胴体パーツを正確に合わせないと、胴体前部との勘合が悪くなるだけでなく、脚格納庫(パーツH9,I5,J19,H10,I6,J20)が組み込みにくくなります。また、エンジンカバー(G3,G4)の合いも悪くなります。
後部胴体パーツは、その形状に基因する歪みがみられるので、先回紹介した様にプラ棒等で補強材を組み込んで修正、接着した際に胴体下面が面一になるようにしてください。修正の作業そのものは簡単です。同じ長さに切り出したプラ棒を柱として胴体パーツの内側にかませるだけです。歪みが無くても、接着面積を考慮すると補強は必須でしょう。
私はこの辺りをおろそかにしてしまい、後部胴体の下面に段差が生じた上に、エンジンカバーの合いが悪くなってしまい、充分な修正ができませんでした。
逆にいうと、後部胴体さえしっかり組めれば、修正作業も最小となると思います。
エッチングは非常に効果的です。特徴あるアドーア・エンジンのアイリス板(PE6,PE7)
と書いたものの、後ですぐに気づいたのですが、これではアフターバーナー全開時のノズルになってしまいます。駐機状態でアイリスは閉じていますので、エッチングを丸めた後、ノズルのパーツに組み込む前にアイリスの部分を互い違いに曲げてください。これをノズルに入れるとできあがりです。
実機の状況について確認不足でした。この点について、当blogをお読みくださった方々を混乱させてしまったのではないかと猛省しております。
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アイリスを互い違いに曲げて・・・ |
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ノズルに入れるとできあがり。 |
各種アンテナ類もエッチングパーツとなっているのですが、一部のパーツ(PE15,PE27)は、接着面が少ないのでPカッターなどでプラパーツ側の接着面をけがいてから接着するとよいでしょう。
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本当は地上でスポイラーは立ってません。 |
練習機型の本機は、機関砲は左舷に1門のみの装備ですので、右側の機関砲点検パネル(I24)は閉じた方がよいでしょう。
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不整地飛行場用の立派な御御足 |
キャノピーは適度に薄く、透明度も高いものが付属しています。前後席ともにエッチングのバックミラーがついています。光学照準器の形状(J45,B21)は良いのですが、リフレクター(GP7,GP8)が若干厚いので薄く削るか、透明プラ板で作り直すとよいでしょう。
なお、機首側面にあるピトー管(I61)は左右に取り付ける様になっていますが、パーツが一つしか付属しておりませんので、気になる方は自作してください。
本キットは、飛行機モデル初心者の方には、工作が難しい部分もあるかもしれませんが、完成すると非常に実感の高いものとなります。普段から精力的に制作されているモデラーの皆様はもちろん、中級を目指す方たちにとってはステップアップのよい教材となるでしょう!
ぜひ、お手にとってみてください。
※資料
Aeroguide Vol.2 SEPECAT Jaguar GR Mk.1
In Action 1197 SEPECAT Jaguar
ぐらいでしょうか。意外と資料に乏しい機体です。
※不要パーツ
B28,EE9,10,E16-19,E26-35,E40-43,F1,F2-4,F7,F8,F11,F12,F13,F15-24,F41,
G11,G12,G14,G17,G24,G25,I22,I23,J33,J43,J46